2007年02月17日

スキーって怖い…。

(2月3週目のできごと。続き。)


マスターズカップは無事に終わりましたって、報告したかったのだけど、前走をやっていたスタッフの女の子が大転倒!救急車で運ばれてしまいしました。


彼女は自分がコーチを始めて2年目に大学1年生で、自分の始めての教え子でもあり、自分が始めて使ったスタッフでもあった子で、今年、大学4年で最後のインカレをひかえた調整で、かたしな高原にきていたんだけど、インカレの日程変更や卒業を間近に控えていたので、1ヶ月ぶりくらいのトレーニングだった。。。


時間のない中での調整ということで、前日は、ほぼ終日SLをやって、最後の3本くらいをGSにして、マスターズカップの前走をしながら少ない本数を集中して大会のつもりで調整しよう。というプランだった。


前走1本目は突っ込み過ぎて、斜面変化で失敗。2本目にむけてアドバイスや作戦の相談。
自分も1本目はゴールエリアから見ていたけど、2本目はもっと近いところで、しかも、ポイントになる場所で見たいと思ったので、コース内で見ることに。。。

しっかりと1本目の失敗を修正をして斜面変化も完璧!一番スピードがのってくるパートも完璧!俺の前を通り、後は緩斜面につなげるだけ!自分がコーチングしてきた4年間で最高の滑りだった。そして、ゴールまで残り4旗門…抜重のタイミングとシニアの方達の高いライン取りの溝とがあってしまったのか、一瞬、操作不能に立て直そうとするが、大股開きでトップスピードで、コース外へ、ヘッドスライディング!!

転んだ瞬間に危ない!って、分かる転び方…。
(顔面を強打し、その反動で身体がえびぞった。)

即行で駆けつけると、うつ伏せのまま動かない…


声をかけると、最初の一言が「ごめんなさい…。」自分のことより、前走で転んでしまったことや、大会運営を遅らせてしまっていることの謝罪…。


でも、それで、意識がはっきりしていることが分かったので、ちょっと安心したけど、まだ、うつ伏せのまま…。


顔を横から覗き込んでみると、多量の出血が…。自分の覗き込んだサイドからは大きな外傷は見えなかったので、鼻血??って、思ったけど、まずは他に痛い箇所が無いか確認してみると……。

「背中と首が痛い…。」

この言葉を聞いたときに、かなり『ぞっ』っとした…。

足(膝など)が痛いのであれば、言い方は悪いかもしれないけど最悪でもスキーができなくる程度で、手術・リハビリで日常生活はできるようになるだろう。

でも、首や背中の怪我が酷かった場合は麻痺やなんらかの障害、不随等のスポーツどころか日常生活にも影響がでてしまう可能性もある。

なので、その姿勢のまま動かないように指示をだし、励ましていると、パトロールが到着。

状態の説明をし、首を固定してもらい、首や背骨を固定して搬送できるボードを持ってくるようにお願いした。


ボードに乗せるために、初めて仰向けにした。


女の子だから、首や背中の痛みが気になるのはもちろん、顔の怪我も気になっていたので、確認してみると、出血の量の割りに傷はたいしたことはなかった。(唇が多少、切れていたのと、左頬の薄皮が2〜3センチ四方で剥けていたのと、小さい傷が少々。)完治すれば後には残らないはず。


意識もはっきりしてるし、手・足も自分の意思で動かせるようなので安心したけど、頭も強打し、首・背中も痛いとのことなので、大事をとって、救急車にきてもらうことになった。


自分の大会の仕事はセッターだったので、大会運営は上司に任せて、救急車の後を追って病院へ。

片品には大きな病院はないので、沼田の病院に搬送になったのだけれど、病院につくまで、いろいろなことを考えた。

自分がコーチになってから、自分があずかっている選手が骨折や靭帯損傷といった怪我をした選手は何人かいたけど、命に関わったり、日常生活に影響を与えるような怪我をした選手はいなかったので、病院で検査が終わるまではホントに不安でしょうがなかった。


幸い、レントゲンで背骨に異常は無かったし、CTでも脳に異常はなかった。(強いムチウチと脳震盪。ただ、頭については、異常がでるまでに時差がある時があるので、注意してくださいとのことだった。)


まずは一安心。

そして、今後のこと(来週にせまった、インカレ。)4年間、頑張ってきたことを確かめるための大会にでれるのか、どうか。

整形外科の先生の話を自分も同席させて頂き聞くことに、先生、曰く「骨に異常はないので、痛みさえ我慢できれば滑ることは可能です。ただ、頭の方は、強い衝撃を受けてから1週間以内に、また強い衝撃を受けると命に関わることもありますので…」とのことだった。


まぁ、簡単に言えば、痛みに耐えて、転ばなければいいってことなのか??


そんなふうに言われれば、本人はでたいに決まっている。2日たった今でも、頭痛や目眩が残っているのでとても心配だし、そんな状態で出場しても、満足のいく結果は得られないかもしれない。


でも、4年間一緒にやってきたコーチとしては大会に出させてあげたいし、本人も出ないで後悔するなら、結果がどうであれ出場したいだろう。


きっと、彼女は出場するだろうけど、現状で出せる力を発揮して貰いたい。


長くなってしまったけど、スポーツに怪我は付き物だし、いつも、トレーニング中の安全には気を使っているつもりだけど、今回の件で、選手が安全にトレーニングできる環境作りやトレーニングの内容・組み立てなどを改めて見直そうと思ったし、コーチとしての責任や覚悟も強まったと思う。


(怪我をしたのが誰だか分かる人は励ましのメールでもしてあげて下さい!帝京の学生は誰だか分かるんじゃないかなぁ。。)
posted by よっくる at 20:59| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | かたしな高原スキーキャンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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